隠れ乾燥肌にご用心!

夏のお肌は皮脂が2倍、汗が4倍に増えると言われています。

そのため、常に肌表面が潤っているので乾いているサインを見逃しがちになります。

乾燥させる原因には、強い紫外線によるダメージのほか、エアコンの使用で肌の水分(栄養分)も一緒に奪われ続けていることや、夏場の水道水は細菌類を消毒するため塩素量を増やされていて(地域により数値は違います)皮脂が落とされ乾きやすくなるなど、気付かないうちに過酷な環境にさらされている事もあります。

○化粧水の浸透がわるい

○部分的にベタつきが気になる

○プツッと吹き出ものができやすい

○毛穴が開いてる

○シワが目立つ

○クスミが気になる

こんなサインを感じたら、インナードライになっているかもしれません。

インナードライとは、大量に皮脂が分泌されるため、肌の表面はベタついているのに、内側は乾いている複雑な肌状態のことを言います。

肌環境を少しでも良くするために、いつものお手入れの見直しをしてみましょう。

乾燥して硬くなった肌には、肌を柔らかくするアミノ酸系での洗顔がオススメです。

泡でフワッと30秒ほど洗い、36度くらいのぬるま湯で優しく流してください。

シャワーをザーッと顔にあててしまうと水圧の刺激で乾燥させてしまうので気をつけてください。

洗顔後、すぐに化粧水をつけます。

ゆっくり、じっくりハンドプレスしながら浸透させます。

仕上げに、乾燥してバリア機能が弱まっている肌には、セラミド成分配合のもので、細胞と細胞をしっかり付けて水分の蒸発を防ぐことが好ましいと思います。

日焼け止めは、日常的にSPFの数値が高いものは肌への負担も高く、肌あれの原因になります。アウトドアなどシーンに合わせてご使用ください。

また、日焼け止めの種類は、大まかに紫外線吸収剤と紫外線散乱剤に分けられますが、紫外線を化合物が吸収する吸収剤は刺激強く、肌を乾かす原因にもなりますのでオススメできません!

毎日使う日焼け止めは、肌に優しい紫外線散乱剤をご使用ください。

潤っているようでも奪われ続けている夏のお肌。

暑いとついついザツになりがちな毎日のお手入れですが、優しく洗って、しっかり保湿を心がけてみてください。

◇お手入れの見直しカウンセリングをご希望の方は、無料カウンセリングのお時間をご用意しております。

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